「あれ?うちの子こんなに毛が薄かったっけ?」「なんだか禿げてきた?!」というように、オーナー様が日常生活で気づきやすいのが「脱毛症」です。脱毛症にはさまざまな原因があるため、原因をしっかりと見極めることが重要です。
その中でも、みなさんは無毛品種というものをご存知でしょうか?実は、生まれつき毛が生えない、または頭部や尻尾など、体の一部のみにしか毛が生えない品種があります。
今回は、この無毛品種についてご紹介していきます。
【チャイニーズクレステッドドッグ】
チャイニーズクレステッドドッグは、この写真のように完全な無毛ではなく、頭部と足先、尻尾などに毛が生える品種です。体幹部は生まれつき無毛ですが、脂腺や汗腺の活動は正常です。人でいうニキビのような、コメドという毛穴詰まりが起きやすいという特徴もあります。
【スフィンクス】
スフィンクスも無毛品種として有名です。ただし、この無毛は常染色体劣性遺伝で生まれるとされ、実は完全な無毛ではなく、よく見るとうっすら産毛のような毛が生えていることがほとんどです。完全な無毛の場合は、ウルトラボールドと呼ばれています。
これらの毛のない犬や猫はアレルギーがあるヒトに対してはいいかもしれません。特に猫に対するアレルギーは毛に対するアレルギーという説があります。
同じ犬や猫でも、品種によって全然違う特徴があるのが面白いところですよね。他にもヘアレスドッグ、ヘアレスキャットと呼ばれる品種はいますので、ぜひ調べてみてください!
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