「アトピーってよく聞くけど、実際どんなものなのかよくわからない・・・」というオーナーさんも多いのではないでしょうか?
犬のアトピー性皮膚炎の定義としては、
“特徴的な臨床徴候を伴う、遺伝的素因による炎症性掻痒性アレルギー性皮膚疾患であり、その臨床徴候が主に環境アレルゲンに対するIgEに関連するもの”
と言われています。
余計難しくなってしまったかもしれませんが、ポイントとしては、
症状が特徴的
- 症状が特徴的
- 遺伝が関与している
- 皮膚に炎症がある
- 痒い!
- 何らかのアレルギー(主に環境アレルゲン:花粉やハウスダストマイトなど)
ということです。
最近ではこれ以外にも、アトピー性皮膚炎の犬は皮膚バリア機能異常があることもわかっており、人と同じように保湿やスキンケアの重要性も説かれています。
基本的にアトピー性皮膚炎は遺伝なので、病気というよりは「皮膚バリアが生まれつき弱い体質」というような捉え方をしています。そのため、痒みや皮膚炎に対する直接的な治療だけでなく、皮膚バリア機能を高めてあげるようなスキンケアや栄養療法も一緒に組み合わせてあげることが重要です。
犬のアトピー性皮膚炎の治療法でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。